2014年7月7日月曜日

【イベント】SmartLife Hack in 仙台に行ってきました

最近は雨も多くて蒸し暑くて嫌な季節だなと感じますが、湿気にまけずなんとか生きてます。
こんにちは、田中です。

7/5,6の土日二日間はSmartLife Hack in 仙台でした。
これはDocomoさん主催の
「自分たちの生活、環境、街をITの力でよりよいものにしていこう!」
というテーマでハードウェアやAPIを使って行うハッカソンでした。
提供されたハードウェアとAPIの一覧は上記URL先に一覧があります。

楽しい・愉快なものから硬派なものまで、様々なハードウェアやAPIが提供されていて出てきたアイデアもユーモラスで実用的な物が多かった印象です。
仙台会場は他の会場と比べて人数は少なかったようですが、参加者一人一人のスキルが高くハード連携というなかなか難しい分野ながらもしっかりした形でのアウトプットが出来ていてレベルの高いイベントでした。



アイデアを出して投票の多かった物を元にチームを組んでアプリを作っていくという方法でした。
自分はしばらく悩んでいましたがポッと頭にうかんだアイデアが見事選ばれてチームを組むことになりました。



作ったもの
どんなアイデアが通ったかというと
「会議におけるファシリテーションを自動化する!」
というもの。
システムの名前は「God Father Facilitations」です。

概要は以下。
静まり返った会議や盛り上がりすぎた会議をCOCOROBOが声がけして関連ワードを投げかけて発想の転換休憩を促してうまくコントロールしてくれます。
そのコントロールの元となるデータとしてはHVCからの参加者の感情のデータと音声認識APIの会議内容のテキストを形態素解析にかけてはてなキーワードAPIで関連ワードの抽出を行ったものになります。
その結果をWeb上に展開して、会議参加者がそれを見ることも出来ます。

スライドはこちら



使ったものと役割(打ち消し線は今回組み込めなかったもの)
・Windows Azure:サーバー。集約データの総括とアウトプット
日本語形態素解析API(Yahoo!):音声認識で送られたテキスト形態素解析
はてなキーワードAPI(はてな):形態素解析のデータを元に関連ワードの抽出

Web:サーバーからの集約データの可視化

・iOS端末:会議の音声をひろうのと、COCOROBOの発話制御
音声認識API(docomo):iOSで拾った音声をテキスト化

HVC(オムロン):顔認識と感情データの取得
・Android端末:HVCから取ったデータをサーバーに上げるのと、COCOROBOの移動制御

COCOROBO(SHARP):サーバーからきたテキストをiOSを通してPOSTされたものを音読するのと、HVCのカメラの制御のための回転移動

こうやって箇条書きにするととんでもなく色んなものに手を出したものだなと。
そしてAppleとWindowsとGoogleが仲良くそれぞれに適した形で組み込まれてるのがスゴイと思った!w

システムの外観はこんな感じ。




システムの擬人化
今回、本来人の担うべき役割である会議のファシリテーション役をシステムにするということで親しみやすくするためにシステムの各担当部分を擬人化しました!(エヴァのMAGIシステムのような感じ)
システム概略と見比べながらご覧下さい。

ファシリテーションチームを一つのファミリーとして考えました。
キャラ(システム部分)と担当者
・ちやちゃん
iOS+音声認識API+COCOROBO発話担当。
会議参加者の話を聞いて、会議を和やかにしてくれるみんなのお姉さん。

・クラウディオ
Android+HVC+COCOROBO回転制御担当。
会議参加者の顔色や感情を読み取るのが得意な気遣い屋のお兄さん。

・ごっどふぁーざー
Azure+HatenaAPI+形態素解析API+もろもろのI/O担当。
家族の意見を聞いてそれをうまくまとめるのが得意な家族の大黒柱。

・ミンディ
Web担当。
お父さんから聞いたことを素直に友達(ユーザー)に自慢する可愛い妹。

ファシリテーション一家。絵になると華がある。




今回の自分の反省点
良かった事
・チームのメンバーが凄腕揃いでとても助かった!
・チームのスキルセットがぴったりとマッチしていた。
・使ったものが多かったけどうまくまとまった。
・各メーカーさんがとても親切に助けてくれた。
・サーバーとかRESTとか出来ると色んな事が出来そうって分かった。
・ハード連携とHTTPメソッド周りが少し分かった

悪かった点
・準備に時間をかけなかったために、発表がグダグダになって聞いてる人に伝わらなかった。悔いが残ったので今度からはしっかりやりたい
・docomoAPIを使いこなせなかった
・デモの時にCOCOROBOをうまく喋らせられなかった。テスト不足


まとめ
面白いハードやAPIが大量に使える滅多にない機会に参加出来て良かったです。
テーマと内容的にスキルの高い人達と一緒に作業が出来る良いイベントだったと思います。
また次回があれば参加したい!

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